2007年09月24日

はじめてのパンク修理

先日パンクして、交換したチューブの修理をやってみた。
パンク修理セットの解説書を読みながらのトライです。
空気を入れるとすぐに穴の空いた場所がわかりました。
やすりをかけて、ゴムノリをつけ、しばらく乾かし、パッチを当てて、指で圧着。
意外と簡単にできちゃった。

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空気を入れてみたけど、漏れてはこない。
結構うまくいったんじゃないかな?
なんだかちょっと感動しました(笑)。
posted by トシ at 11:44| Comment(6) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

荒川初体験

荒川の人たちのブログを読んでいると、なんだか楽しそうで、荒川に行ってみたくなるのですよ。
というわけで、今日は荒川に行ってみることにしました(笑)。

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posted by トシ at 12:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

多摩サイの夕焼け

夕方、時間が出来たので、なんとなく多摩川へ行ってみた。
四谷橋に出て上流へ。
折り返し地点で折り返し、ワイズロードで自転車グッズを見て回る。
そしてわざわざ2階に上がり、欲しいなあ思っているロードバイクもながめてみる。
親に買ってもらえないおもちゃがお店に飾られてるのを、指をくわえて見ていた子供の頃を思い出すよ(笑)。
まだ売り切れてないことを確認して、ちょっと安心しちゃったりして。
しかし、やっぱ欲しいなあ…。
買ってしまおうかなあ。

ワイズロードを出て、下流へ向かう。
是政橋から連光寺の坂に行こうかなと自転車を漕いでいたのだが、途中、僕の背後を指さして話しているカップルがいたので、振り返ってみると、とてもきれいな夕焼け!

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こんなときに限ってデジカメ持ってないんだよね(涙)。
しかたがないのでケータイで撮ってみた。
空の広さを感じるグラデーションだったんだ。
富士山のシルエットもくっきり見えて、美しかったなあ。

こういうのを見てしまっては、方向転換したくなる。
トレーニングはまた今度(笑)。
180度方向転換し、夕焼け空を眺めながら自転車を漕ぐ。
こういうのも気分いいんだよね〜。


◆今日の走行データ
Tm 0:58'55
Dst 20.70
Av 21.1
Mx 33.2
Odo 1846.3
posted by トシ at 19:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月10日

風張林道でorz

日曜日は、その前日山に登れなかったのもあって、不満足なままです。
どこか山に登りたい。
でもまた和田峠に行ってみるのも癪だし、まだ通行不可かもしれない。
なので、今回は風張林道を目指すことにしました。

とりあえず多摩川CRに出て、上流を目指します。

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競技場の脇は、漂着物か乾燥してかさが減り、前日よりは通りやすくなってました。
ロードバイクで乗ったまま越えてた人もいたよ。

このあと、今日最大級に嬉しかったことに遭遇します。
くじら公園の先の土手の上の公園(タイヤキ公園っていうんですね)で、finallowのジャージを着ている方を発見しました!
finallowというのは、ブログをやってる自転車乗りのチーム(?)で、ずっとあこがれ続けていたんです。
これはチャンスです。
勇気を出して声をかけてみました。
「こんにちは。あのぉ、finallowの方ですか?」
なんとも間抜けな声のかけ方でしたが、しばらくお話しさせてもらうことが出来ました。
しいちょさんという方で、タイヤキ公園で休憩中だったそうです。
お話しできて本当にうれしかったなー。
あまり長い間お引き留めしてもなんだと思ったので、名残惜しかったですがお別れしました。
しいちょさん、ありがとうございました。
また、お会いしたいなあ。

さて。
睦橋を渡って、武蔵五日市駅に出て檜原村を通って、風張林道で峠を越え、奥多摩湖に抜けるつもりです。
檜原村役場を右折し、しばらく舗装された車道を順調に上っていきます。
途中、何度かコンビニに寄ってフルーツゼリーを食べたり、ジュースを飲んだりしながら、このへんまでは、わりと順調に走ることが出来ました。

先日登った鋸山、神戸岩の入り口を右手にスルーして登っていくと、三手に道が分かれている場所に出ました。
それぞれが幅の広い道路ではなく、林道の登り口という感じです。
風張林道っていうのは、道を間違えやすいと書いてあったのをどこかで読んだので、気をつけてたんですがやっぱりミスチョイス(笑)。
「左へ左へ」と覚えていたので、一番左へ行ったら行き止まり。
丸太を切ったりしている作業している人がいたので、道を尋ねると中央の道が正解でした。

登った道を下って、中央の道を進みます。
すぐにまた道が二手にわかれてました。
たまたまそこに大工さんが作業していたので、慎重を期して道を尋ねてみると、どちらもでも行けるとのこと。
その大工さんは右を指さして「こっちに行くと出られるよ」って言うので、じゃあ右へ行くかと右へ。

ここからはコンクリートで出来た急坂でして、これを元気に登っていきますが…。
行き止まりでした(;_;)

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急な坂を結構登ったのよ。
よくみてみると歩道は続いてた…。

まあいいや。
とりあえず元の分かれ道まで下って、もう一方の方向へ。
これは正解。
ずっと坂道が続いてます。
ここからは迷いませんでした。

しかし、頑張って登るんですがね。
すげーシンドイです。
日陰があんまりなくてスゲー暑い。
休み休み登ることにしました。

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雑誌でみたことのある場所にやってきました。
もうこのあたりでグロッキー。
「もしかしてお腹減ってる?」と思いつき、さきほどコンビニで買っておいたフルーツスポンジケーキを食べました。
「食ったんだから登ろう」と自分に言い聞かせて頑張ります。

自転車を降りて休んでは自転車に乗って漕ぎ、ということを繰り返しながらなんとか登って行きます。
足がすぐに痛くなってしまい長続きしないのと、痛さに耐える気力も残ってない。
これがいわゆる「売り切れ」という状態かと。

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でも、こういう景色を見ると、嬉しくなっちゃうのはあります。
ここで農作業をしているおじさんに挨拶して、少しお話しをしました。
もっと天気の良い日はここから都庁が見えるそうですよ。
「もうすぐ頂上ですよね?」聞くと、「いんや、まだまだ」だそうです。
おじさんと別れ、登っていきます。

おじさんはそう言うけれど、きっともうすぐなはず、だってこんなに高いところなんだもの。
なんて自分を励ましながら、それでも休み休み登ります。
でもなかなか頂上には着きませんでした。

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なんだかここで、やっと「ここは風張林道です。」の看板。
あのー、林道といってもほら、登ったり下ったりしてる間が林道で、ここからピークまではちょっとなんだよね? そうだよね?
…と自分の都合よく言い聞かせてみたりしたのですが、厳しい現実が待ってました。

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ずっと登りです。
激坂です。

なるべく押して歩くことをしたくなかったので、なんとか頑張ってきました。
自転車で来た以上「自転車で登った」という事実が欲しい。
でも、もう心が折れてしまいました。
休みながら「押して歩いて、なんとか越えようかな」とそう思ったとき、後ろからロードバイクで登ってきた人が挨拶をして抜き去っていきました。
「そうだよな。自転車で登る人が居るんだ。きっと峠はもうすぐさ」
なんとか気を取り直して、自転車に乗るのでした。

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もう100メートル進むごとに休むというような状態ですから、乗ろうが押そうが同じ気もします。
自転車に乗って漕ぐ気が起きない、「漕ぎたくない」と身体も心も拒否してます。
休むために自転車をときにビンディングをはずす力も出すのもツライ。
ボロボロでした。
なんだかお腹も減ってます。
家から持ってきたビスコも食べてしまい、補給食もなくなってます。
これがハンガーノックってやつなのか?

休みながら、いろんなことを考えてしまいます。
あのとき間違ったルートに進まなければ、もうちょっと登れたかもしれない、とか。
もっと食料を持ってくるべきだった、とか…。

「もう押そう、頂上があと少しだったとしても、挫折したということが残ってもいいじゃないか」
何度そう思ったことかわからないけれど、本気でもうダメって思ったときです。
路面に200って書いてあります。
さっきは300って書いてありました。
「もしかするとこれは、頂上までのメートル数ではあるまいか?」
もしあと200メートルなら頑張れる。

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頑張りました(笑)。

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よみは正解でした。
この白線からの距離を書いてあったんですね。
200メートルで峠を抜けたようです。
落書きだったのか林道関係者が書いたのかわかりませんが、助かりました。

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というわけで、いちお自転車で風張林道を登りましたよ。
ええ、自転車で登ったのです(笑)。
鉄柵にもたれかかった自転車も、なんだかヘトヘトにみえます。


ここからは舗装された車道を、奥多摩湖方面へ下っていきます。
とにかく腹が減ってる。
なにか食いたい。

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奥多摩湖が見えました。

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下ってきて一番最初に見えた食堂に駆け込んで、一番ボリュームのありそうなカツ丼を注文しました。

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ああ、カツ丼。
カロリーをくれ。

むさぼるように食い、やっと人心地つきました。
しばらく休憩したあと、帰路につきます。

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こないだ鋸山登って、下って出てきたところ。
実は、今回は雑誌「自転車人008号」に載っていた、なるしまフレンド立川店オススメのコースを参考にしたんだけれども、今回僕が辿ったルートに加えてさらに、この場所から鋸山を登って武蔵五日市駅に戻るというものでした。
記事によると「現役の選手で2時間40分」とあります。
そんなのムリ(笑)。


奥多摩湖を右手に見て、青梅街道をひたすら下ります。
途中、トンネルを何度も抜けるのですが、外は晴れてるのに中は雨が降ってました(笑)。
山からしみ出した水がトンネルの中に雨漏り状態になってるんですね。

青梅街道から吉野街道に入り進んでいくと、見覚えある場所が見えてきました。
羽村の取水堰です。
ここにつながるんですねえ。

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せっかくだから記念撮影(笑)。

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昨日も来たな…。
昨日に比べたら水の量は若干減ったかな、変わってないかな、どうだろ。
そんなこんなで多摩川CRを通って帰りましたとさ。

しかし今回はツラかったよ…。


◆今回の走行データ
Tm 6:56'16
Dst 129.53
Av 18.6
Mx 47.4
Odo 1825.6
posted by トシ at 14:14| Comment(7) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

和田峠に行こうと思ったの

この土曜日は、台風も過ぎ去ったことだし、どっか山に行きたいなと思い、行き方がわかっている和田峠を目指すことにしました。

とりあえず多摩川CRに出て、睦橋に向かいます。
折り返し地点を過ぎて、貝殻坂橋を渡って、競技場の脇に出ると、

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漂流物が流れ着いて道を覆っていました。
なんともえらいこっちゃ。

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多摩川は濁っており、増水してました。

いつものように多摩川沿いを走っていくと、今回の台風がどんだけすごかったか気づかされます。

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野球場はバックネットが引き倒され、灰皿も横倒しになっていました。

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増水した多摩川は、普段の穏やかな風景とは違い、ちょっと恐い感じがしましたよ。

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「はいるなきけん」と書いてありますが、こんな様子では入ろうと思わないでしょう、普通は。

そんなこんなで写真を撮りながら、走っていきます。
そして福生南公園にたどり着きました。

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なんかすごいです…。
フェンスが倒れてしまっているし、漂流物があちこちに散乱してるし、泥をふくんだ水たまりがあちこちに出来てました。
立ち入り禁止です。

公園に入れないので迂回して、睦橋にたどり着き、渡りかけたところで、「これは羽村の様子を見てみないと」と思い直し、多摩川CRに戻って上流を目指すことにしました。

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というわけで、たどり着きました。
すごい水の量です。
これを見て納得し(笑)、今来た道を引き返し、睦橋を渡って和田峠を目指します。
夕やけ小やけふれあいの里までたどりついて、電光掲示板を見ると、

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ありゃま。
通行止めだそうです。
せっかくここまで来たのに〜。
まあ、行けるところまで行ってみることにします。
自分の目で確かめないと気が済みません(笑)。

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なるほどね。
まあ、しかたない。
ゲートの横を通り抜けられそうではあったけど、通行止めっていうんだから素直に従っときましょう。
大雨の後でどうなってるかわからんし、危険な目にあったりしたらイヤだしね。

でも、なんだか不完全燃焼気味です。
このまま素直に帰る気にならないんですよねえ。

和田峠の入り口、バス停まで引き返すと、分かれ道になっています。
そこには、右に行くと陣馬街道、左に行くと×印がついてる地図がありました。
ハイカー用の案内看板も見てみたんですが、どうやら明王峠という峠に続いていて、どうやら相模湖の方に抜けられそうです。
まあ、とりあえず、行けるとこまで行ってみます。

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山の上から流れてくる水が、周囲の空気を冷やしていて心地良いです。
マイナスイオンが飛び交ってます(笑)。
路面はコンクリートか砂利道で、マウンテンバイクなら登れる感じでしたが、大雨のせいで水浸しのところも多かったです。

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しばらく登ってみたのですが、舗装された道はとぎれてしまって、ここから先はハイキングするような山道でした。
ここでたまたま、この道を下ってきたハイカーのおばちゃんと遭遇。
ちょっとお話しをしました。
こんな道がずっと続いていて相模湖に出られるとのこと。
また、こんなマウンテンバイクとすれ違うことも多いですよ、とのこと。

おばちゃんと別れてから、しばらくその場で行ってみようかどうしようか迷いましたが、今回はパスすることにしました。
今日はサイクリングな装備だし、大雨の後でぬかるんだ道だったら厳しいしね。
でも、いつか、自転車を持ってここを越えてみたいと思いましたよ。
というわけで、来た道を引き返します。

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こんな道です。

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道沿いに川が流れていて、癒されます。

陣馬街道を下り、川原宿の交差点を右折、霊園を抜けて、高尾街道を左折。
お腹が減ってきたので、ご飯が食べられるところを探します。

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なんかよさげな食堂を発見。
「元八王子食堂」だって。
カフェテリア方式で、自分の好きなおかずを選んで、最後にレジで精算という形でした。

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薩摩鶏ピリ辛炒め、薩摩鶏鶏天、めし(中)、豚汁。
肉ばっか(笑)。
自分の食べたい量だけ取れるので便利かも。
なかなかおいしかったですよ。

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「そうだよなあ」と思いつつ(笑)。

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浅川CRに出て、帰ってきました。
浅川はそんなに走ったことないけれど、なかなか面白いかもと思ったよ。


◆今回の走行データ
Tm 5:09'05
Dst 93.73
Av 18.1
Mx 46.0
Odo 1696.1
posted by トシ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

志賀高原に行ってみました(2日目)

朝起きて、朝食。
朝食もボリュームたっぷりで、一通りのおかずが出ました。
ご飯を2杯半食べちゃいました。
自転車乗ってるとそれでも足りないんだよなあ。

外は快晴で、自転車日和です。
身体にはまだ前日の疲れが残っていますが、気分的には最高です。
元気よく渋峠を目指します。

車通りも少なく静かな道をゆっくり登っていきます。
空気も澄んでいて、ほどよい気温です。
景色も最高でした。

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横手山ドライブインに着きました。
車でやってきて観光している人に頼んで、シャッターを押してもらいました。
「自転車で登ってきたの? すごいね」などと言われ、ちょっと嬉しい(笑)。

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この道を登ってきましたよ。

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そして、ソフトクリームはお約束(笑)。
向こうに見えるは笠岳です。

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さあ渋峠まではもうちょっとです。
この道を登っていくのです。

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渋峠です。
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渋峠ホテルがあります。
長野県と群馬県の県境に建っているホテルです。

実はこの旅行はあんまり計画性がなく、前日の昼過ぎ、志賀高原に入る直前の道の駅「北信州やまのうち」で宿を予約したのですが、当初、この渋峠ホテルにしようと思って電話したんです。
でも、満室とのことでした。
しかたがないので観光案内に乗っている宿に電話してみたんですが、だいたいがお休みか満室でした。
だんだん焦ってきて、リストの頭から順番に電話して、最初にみつかったのが志賀パレスホテルだったのです。
でも、結果オーライです。

この渋峠ホテルまで登ってくるのに一時間半くらいかかってますから、前日のもう足が残ってないヘロヘロの状態だったらもっとかかってるはずです。
二時間だったとしても、到着は19時半。
暗い中走ることになったかと思うと、ガクブルです。

今回のサイクリングで思った大事なことの一つに「登りは想像以上に時間がかかる」ということです、いや、当たり前ですが。
見積もりが甘いです。
特に健脚というわけでもないのだから、頑張れば早く着けるもんじゃないです。
時間の見積もりは余裕を持って考えないと、いつかきっとケガしますね。
ホント、これだけは気をつけよう。

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渋峠を過ぎて、ゆるゆると登っていきます。
高原の風景です。
なかなか気分良いです。

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日本国道最高地点に着きました。
標高は2172メートル。
達成感あります。

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眺めは最高です。

ここでも車で登ってきた人に声をかけられて、自転車で登ってくるのはすごいと、また褒められていい気になりました(笑)。
少しお話しなどしながら、ウインドブレーカーなどを着込んだりして下りの準備します。
準備が完了し、その人たちと挨拶をして、今度は下っていきます。

途中、工事をしていて信号があり、止まっていると、先ほど話していた人の車が後ろからやってきて、僕の自転車の横に止まり、窓をあけて声をかけてくれました。
「ケガだけはしないでね」という言葉とともに、みかんをくれました。
なんだかとても嬉しかったな。

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そしてとにかくだーっと下ります。
写真中央の稜線の少しくぼんだところが、先ほど通ってきた日本国道最高地点です。
あそこから下ってきたわけです。
山に行くと地形が3Dで感じられて楽しいですね。

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こんな道をひたすら下ります。

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見下ろすとこんなクネクネしてるのです。
これを下ります。

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写真ではわかりませんが、ここ、分かれ道だったのです。
こちらを下ると万座に行くという内容の標識がありました。
また、鬼押し出しもこちらとのことも書いてありました。
もう一方の道はは草津方面とあります。
この時点で「鬼押し出しを見ていくのもいいよな」くらいに思ってたので、
「万座を通って鬼押し出しに行けるルートがあるなら、そっちでもいいや」くらいの気持ちで万座方面へ下っていくことにしました。

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坂をどんどこ下って万座温泉に入ってきました。
卵の腐ったにおいがします。

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草が生えてないのは硫化水素のせいなんですかね。
岩肌って感じです。

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危険区域を表示してるなんてすげえなあなんて思ってました、のんきに。

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万座温泉であるよのお。

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へ?
もしかして進めない?
そうです。
なんとこの先は、歩行者自転車は通行出来ない道だったのです。

ってことは引き返すしかない?
ここまでかなり下って来ちゃったよorz
がっくりきました。
でもしょうがないです。
今下ってきた道を、登ることにしました。
こういうの疲れるんだよな。

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さっきの分かれ道まで戻ってきました。
なんだか精神的に疲れました。
おなかも減ってきた感じがしました。
ここで、さきほどいただいたみかんを食べることにしました。
このみかん、とってもおいしかったです。
なんだかさっきの人に「頑張れ」って言われてるみたいで。
気を取り直して草津方面、正しい方向にペダルを漕いでいくことにしました。

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白根山に着いて休憩することにしました。
おなかも減っちゃったし、天ぷらそばを食べました。
なかなかおいしかったんだけど、写真は取り忘れちゃった。
どうも食い物を撮るという習慣はないんだよなー。
これから習慣づけよっと(笑)。

山を登る人たちがたくさん居ました。
結構気軽に登れそうです。
今度来たときは、登ってみよっかな。
いや、万座まで下ってなかったら登ってたかもな(笑)。

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白根山、なかなか美しいです。

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そしてどんどん下っていきます。
こういうの上から見下ろすの、好きです。

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草津温泉に着きました〜。
まんじゅう屋さんがあったので、一個買って食ってみました。
一口食ってから写真を撮ることを思い出しました。
今度は取り忘れなかったよ(笑)。

まんじゅう屋さんのおばちゃんに道を尋ねてみました。
もう失敗したくないので、慎重になってます。
おばちゃんは観光案内地図を取り出して、親切に道を教えてくれました。
これからは地図だけはまともなのを用意しようと思います。
山で迷ったら致命傷だわ。
おばちゃんの教えてくれたルートは、僕の想定していたルートと同じ。
国道292号線を下って、羽根尾駅から国道146号線を進む、と。
おばちゃん曰く、
「羽根尾の先は最初少し登って、それを過ぎたらずっと下りですよ」
とのこと。
OK、OK、安心して進んでいくことにします。

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ずっと下って、国道146号線に入ります。
さあ、ここから少し登りです…のつもりでした。
最初、曲がりくねった急勾配が続きます。
「なるほど、この急坂を越えると、下りなんだな。がんばんべ」
と、思いながら、頑張って漕いでいきます。
ところが曲がりくねった道から、ほぼ直線になっても、なかなか下りになりません。
「そろそろ下りかな」と期待させられながら、ずっとダラダラと坂を登ってました。
あとで調べてわかったことですが、急勾配が5キロほど、それからピークまでは15キロほどあったようです。

おばちゃん!
どこが少し登ったらずっと下りなんだよorz

思ったんですけど、これって自動車の感覚と、自転車の感覚の違いなんでしょうね。
自動車だと急勾配を登ったあとのゆるい勾配は「下り」だと思っちゃうのかもしれない。

そんなこんなで下りだと思っていたのが、20キロ登りでくたびれました。
てゆーか、ちゃんと家出る前に確認しとけよなー、俺。

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登りの途中で、ここを曲がると鬼押し出しに行ける交差点に出ました。
もう16時15分ってとこです。
暗くなるまでに軽井沢まで着けるかどうかというとこなので、もう寄り道してるヒマはありません。
「今日は下りばっかりで楽々だぜ。軽井沢で時間あまったらどうしよっかなー。あ、あんまりおいしいものばっかり食べたら太っちゃう」
なんて、お気楽に考えてた僕は馬鹿者でした。

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この交差点は、浅間牧場という場所でして。
だから、ソフトクリームを食べます(笑)。
このソフトクリームは濃い牛乳って感じで、うまかったよ。

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やっと長野県の軽井沢町に入ります。
「ここからは下りであってくれよ」という祈るような気持ちで進みます。

県境を少しすぎると、念願の下りでした。
長く焦らされただけに、これはうれしかったよ。
「無事におうちに帰れるんだ」とさえ思ったわ。

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軽井沢駅が見えたときの喜びようと言ったら(笑)。

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ケータイで次の新幹線を調べると20分後。
旧駅舎の前で自転車を分解し、急いで輪行袋に詰め込みます。
15分で袋に入れることが出来ました。
苦労していた輪行ですけど、なかなか手際よくなったかもしれない。
5分前に切符を買って、なんとかその新幹線に乗れました。

というわけで、なんだか行き当たりばったりで、余裕がなかったサイクリングですが、なんとか無事に帰ってくることが出来ましたよ。
志賀高原も見られたし、渋峠も登ったことになったし。
間違えだったけど、万座温泉に行けたのもよかったな(笑)。
自転車だと、とにかく移動することも目的なので、今回はこれで満足ではあるけど、ゆっくり観光しようとするならもっと距離を少なくする方がいいな。

あと、長距離を走る場合、特に山に行くときは、しっかりした地図を持ってないとやばいな。
縮尺が大きいものでおおざっぱじゃ全然だめだわ。
今回はラッキーだったけど、危険だよね。
山は舐めちゃいかん。
次からは、もうちょっと計画的に行きましょう。


◆今回の走行データ
・総合
Tm 9:52'38
Dst 143.06
Av 14.4
Mx 52.4

・二日目
Dst 83.83
Av 15.4
Tm 5:25'52



だいたいこんな感じ。
長野駅から志賀高原へはこれとは違うルートでした。
posted by トシ at 20:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

志賀高原に行ってみました(1日目)

志賀高原はスキーをしによく行く場所ではあります。
いつもは車で信州中野ICあたりからびゅーっと登ってしまいます。
車なら楽々で特に意識もしない道のりを、自転車で登ってみたらどうか。
思いついてしまったのでチャレンジしてみました。
冬の間は閉ざされてしまうという「志賀万座ルート」なるものも、今なら通行できるらしい。
これも冬が来る前に通ってみたい。
そんなわけで、長野まで輪行し、志賀高原を通って渋峠まで登り、万座をかすめて草津を通り、軽井沢に抜けるというルートを、やってみました。


まずは長野まで輪行です。
武蔵野線と埼京線を使い大宮駅から新幹線に乗ります。
9時ちょっと前に長野駅に到着。

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輪行バックともに「ようこそ信州へ」という看板(?)を撮ってみました。
看板からでも「ああ、信州に来たなあ」という感じになるから不思議なもんです。


早速、自転車を組み立てて、志賀高原に向かってGO!
でも、いきなり道に迷ってしまいました(笑)。
今回は峠を登ることもあって出来る限り軽装にしてました。
着ているものは、ジャージとサイクリングパンツのみ。
持ち物は自転車一式(って言いかた変かなw)と、着替えのTシャツ一枚とパンツ一枚。
それと、下り用のウインドブレーカー一枚。
これをウエストバックに詰め込んで荷物はこれだけという状態です。
地図も荷物になるので、グーグルマップを印刷したもの数枚だけ。

いやあ、これだけで土地勘のないところに行くと、どっち行っていいかわかんないもんですね。
僕の自転車ベルはコンパス付きのやつなので、これを頼りにすればなんとかなるだろ、とか思ってたんですけど、どうにもならなかったですわ。

てなわけで、道行く人やお店で道を聞きながら、なんとか志賀を目指しました。

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迷っている途中、三才駅ってのをみつけて、「萌え単」を思い出したりしました。

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リンゴ畑が続き、遠くに山が見える風景。
地方に来たなあと思わされます。

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そしてやっと正しい道がわかってきまして、千曲川を渡ります。

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なかなか堂々と大きな川でした。

鉄橋を渡るのですが、これがコワイ(笑)。
車が通るたびに揺れるし、なによりも下が見えてる。
車道から歩道だけせりだしていて、とってつけたようなんだもの。

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この写真は恐怖に打ち勝って、立ち止まって撮りました。
こわかったよ〜。

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長い距離を漕いでいて、この案内標識を見る瞬間が好きです。
あと20キロかあ、頑張ろうって思えるんですよね。

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14時20分、いよいよ志賀高原です。
このへんは道はゆるやかに登ってる感じでwktkです。

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ループ橋を登っています。
500mくらい登ったとこかな。
このころ既につらくなってきてます(笑)。
あたりまえだけど、とにかくずっと登りなんだもの。
でも、路面は良いですよ。
走りやすかったです。
あと、やっぱり空中の高いところにある橋はコワイ。
「車にでも跳ね飛ばされたら終了だよな」なんて想像しちゃうわけです。

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写真の左の遠くに見える空中にせり出した道路を通って行くわけです。
通るときはやっぱり恐かったですよ。
それにしても「まだ登るの?」って感じでシンドイです。
「あんなとこに道つくるなんてアホか!」なんて思ったりしてました(笑)。
車だったら全然余裕なのに、なんて思っちゃうんですよね、登ってるときって。

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スキー場のあたりの手前に、こんな広場がありまして、
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水を補給することが出来ました。
天気は良かったので、というか、太陽が照りすぎてて、水の残りを気にしながら登っていたので助かりました。
坂のつらさもさることながら、この日は日差しが強かったのです。
それでバテてたのもあります。
日なたを走っていて「あの日陰までは漕ぐぞ」と思うことの繰り返しで、なんとか登っていました。

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サンバレーまで、あと1.6キロと書いてあります。
こういう表示があると、ちょっと元気出ますよね。

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冬場はスキー場である斜面が見えてきました。
この景色も雪の積もったのならよく見てますが、こんなに緑のこの場所は見たことがなかったのです。

resize0059.jpg
丸池のあたりの斜面です。
雪じゃなくて緑があるなんて、不思議に思っちゃったりしてます。

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ひーひー言いながらずっと登りまして、やっとこの場所に来ました。
温泉が湧いていてシューシュー音がしてます。
車だとこんな音がしてるなんて気づかないんですよね。

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17時半頃、やっと本日の宿に着きました。
もうヘトヘト。
1300メートルくらい登ったようです。
走行距離は60キロでした。

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というわけで、チェックインしてすぐビール。
これがうまいんです。

あと、写真がなくて残念ですが、宿の夕飯は豪華でした。
山菜やら刺身やら肉じゃがやら、天ぷらやらしゃぶしゃぶやら、
とにかく品数が多くて、とても食べ切れませんでしたよ。
しかもそれぞれなかなかうまい。
たくさんお酒が飲めました(笑)。
シーズン中はバイキングらしいんですが、宿泊者の少ない今は決まった料理です。それでも十分すぎるくらいの量でした。

「志賀パレスホテル」
http://www.shigapalace.co.jp/

オススメです。
posted by トシ at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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